AR Sandboxについて

2017年7月5日AR Sandbox翻訳

https://arsandbox.ucdavis.eduのサイトの邦訳です．

AR Sandboxは、淡水湖と流域科学に関する非公式の科学教育に関するNSF資金提供プロジェクトの成果物であり、地球科学に関する能動的可視化を推進するUC DavisのWM Keck Center（KeckCAVES）によって開発されました。これには、 UC Davis Tahoe環境研究センター（UC Davis Tahoe Environmental Research Center）、ローレンス科学館 、 エコー湖水族館・サイエンスセンターなどが協力しています。

このプロジェクトは、地球科学の概念を教えるために、3D視覚化アプリケーションと実際に触ることができるサンドボックスとを組み合わせています。 このAR Sand（拡張現実砂箱）は、本物の砂で地形モデルを作成し、それに、標高カラーマップや地形等高線あるいはシミュレートされた水流を投影して、リアルタイムで現実拡張します。 こうして、地形地図の読み方や、等高線の意味、流域・流域・堤防などといった、地形、地質学、水文学の概念を教えます。

プロジェクトの目的
このプロジェクトの目標の1つは、リアルタイム統合拡張現実システムを開発して、物理的に作成した地形モデルをリアルタイムでスキャンしてコンピュータに取り込み、さまざまなグラフィックスエフェクトやシミュレーションの背景として使用することでした。 最終的な成果物は、自己完結型であり、科学博物館などの展示用として理想的なものとなりました。

さらに、このプロジェクトは、湖沼や流域のプロセスを3次元（3-D）視覚化する方法を、卓上サイエンスを展開している活動に対して供することにより、淡水湖の生態系と地球科学のプロセスに対する一般大衆の意識を高め、それらの理解や管理を深めることを目指しています。