マルチモニター

AR Sandboxビルド

AR Sandboxの作成を手がけるようになってほぼ一年が経過した.日本初の公式認定バルーンをゲットし,学部研究発表会でも好評を博し,取り組んでくれた3年生諸君のゼミ論文もそれなりによい仕上がりであった.作ってみたいのでお知恵を拝借,という依頼もあちこちから来るようになった(たとえばこことか).ここ数日は,受注した四つ目のシステムを構築中だったりする.

この四つ目のシステムは,退役したやや古めの PCを流用しようとしているので,グラボがちょっと弱い.実際にどのくらいグラボの性能が影響するのかを確認したくて,その性能が最も顕著に表れるだろうと思われるマルチモニター仕様を試してみた.じつはこれ,これまで挑戦しようとして,まだ実現できなかったことでもある.

 

詳しくはWikiの方に和訳したが,砂箱へのプロジェクター投影はアングルを固定したまま,システムコントロール用液晶モニターの表示をマウスでグリグリ回せるように別々にして,さらに,水流を地表面の凹凸に沿わせるのではなく,水流表面自体を3D表示するようにしてリアル感を出している.

とりあえず,初号機のグラボでは,2画面別々に表示させても,なかなかよい感じで動いている.さて,ショボイグラボだとどうなるんであろうか?

関連記事

Posted by T. Gaki