地理院地図

::地学教育に活用されるAR/VRたち(その5)::

AR SandboxGSI, レビュー

モバイル端末で地図を見たりナビゲーションしたりすることは,いまやごく普通のこととなった.そんな中,最近、紙地図の販売数が低迷しているというニュースが流れた.


巷では,バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)の話題が盛んに取りざたされている.スマホやインターネットあるいはゲームの技術の発展によって,コンシューマー化がすすみ,研究や専門の世界から一般向けの段階へとその可能性を広げつつあるのだ.紙地図の低迷も,電子地図とモバイル技術の融合がもたらした,地理分野におけるバーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)の申し子ともいえるだろう.その意味で,日本地図センター常務理事の田代博さんの「紙地図は実用ではデジタルに負ける」というコメントはまっとうである.

一方,

地理院もデジタル対応を進めており、紙地図と同じ内容をパソコンやスマホ向けに公開している。

地理院地図のGlobe表示

と記事にもあるように,国土地理院が提供しているWeb地図の「地理院地図」のここ数年の発展ぶりはすさまじい.つい最近では,アナグリフが表示可能となり,赤青めがねで地形図を実体視できるようになった.さらには,地球儀のようにGlobe表示できるようになっていたり,さらには3Dプリンター用の設計ファイルも提供されている.これも一種のVRの例であろう.

私自身は,写真測量やリモートセンシング技術を用いた研究を長年してきて,空中写真の実体視や3D画像の解析など,専門的ではあったけれども,VRやARっぽい世界は日常に存在していたし,その恩恵をずっと受け続けてきた.

(まだ書き換えます)

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Posted by T. Gaki