Pokemon GO

::地学教育に活用されるAR/VRたち(その1)::

AR SandboxIngress, PoekmonGO, レビュー

我がゼミでは今,AR Sandboxの作成を目指しているわけだが,地学や自然地理学の分野の教育・啓発・アウトリーチ関係を見回していると,同様のものがいくつか存在する.

昨年,Pokemon GOが登場するなり世界中を熱狂させ,様々な社会現象を引き起こしたことは記憶に新しい.GPSやカメラを搭載したスマホという通信端末と,GIS情報とをうまく組み合わせて活用した拡張現実型ゲームの登場であった.誰もがスマホを使うようになって,高機能なモバイル端末が普及した技術革新が背景にある.

地理学のコミュニティでも,地理情報システムの活用方法の一つという見地から注目を集めたし,熱狂する人々が引き起こす様々な問題行動に注目して,社会学的研究も多く行われるようになり,さっそく学会で発表する例もでてきたほどである.

Pokemon GOが実現した背景には,Ingressという先行するモバイルゲームの存在があり,Ingressの愛好者たちによって開拓されたポータルと呼ばれる拠点(Pokemon GOのポケストップ)が各地に展開ずみであった,ということも見逃せない.このIngressには,地理屋さんの愛好者が多い,とも言われている.実際,私の周りの地理専門家にもIngressの愛好者が少なからずいる.

(書きかけ...まだ書き足します.)

Posted by T. Gaki