まずは道具だて
AR Sandboxをつくろう! そう思い立って,まずはハードの準備から.
基本的にはゼミ生たちにすべてを任せたいのだけれど,これだけは予算も関係してくるし,低予算の貧乏人として指導する側としては,あらかじめ目処をつけておかなくてはならない.ハードウェア作成のチュートリアルには,推奨のハードが紹介されている.ざっと以下のような感じ.
- パソコン:Core i5 or Core i7 CPU 最低でも3GHz
- グラフィックボード:Nvidia GeForce GTX 970 or 1070(特に水流シミュレーションの場合は必須)
- OS:64-bit version of Linux Mint
- プロジェクター:短距離投影型が推奨.XGA (1024×768 pixels)の解像度で充分(これは3Dセンサーのキネクトの解像度がボトルネックになっているため).BenQ MX631ST が推奨されているが,現時点ではBenQ MW632ST WXGAがそれの上位機種.
- Microsoft Kinect 3D camera:Kinect-for-Xbox 1414 ・1473 あるいは Kinect for Window.Kinect for Xbox One or Kinect for Windows v2は未対応.
- 砂:おおよそ100kgの砂が必要.Sandtastik White Play Sandがおすすめとされている.
ということで,PCとプロジェクタは手持ちのものでなんとかなりそうなので,まずはKinect 3D cameraと砂をAmazonで物色してみることにした.
ざっと検索したところ,以下のようなものがよさそうである.
型落ちしてるので中古市場に潤沢にありそう.
https://www.amazon.co.jp/日本マイクロソフト-Xbox-360-Kinect-センサー/dp/B003T9VDJQ
砂はいきなり100kgを買ってしまうのは危険なので,とりあえず試すことが可能そうな分量で,いろんな種類のものを買ってみるつもり.もちろんキロ単価は安い方がよい.
この砂はキロあたり500円.
https://www.amazon.co.jp/ストーンディーラーシンセー-ホワイトスイング-オーストラリアの白い砂-4kg/dp/B00U5OZCZY
こちらはキロあたり120円
https://www.amazon.co.jp/セキュリティーサンド-【抗菌・防カビ・防藻の砂】-砂場用抗菌砂-15kg/dp/B005EJJOXQ
本家推奨だが,なんとキロ1200円とお高い
(https://www.amazon.co.jp/Sandtastik-25-LBBOXREG-White-358470-並行輸入品/dp/B003U6QLVS)
本家でも推奨,キロ1000円以上はする.100kgだと10万円!
(https://www.amazon.co.jp/キネティックサンド-Kinetic-室内用お砂遊び-おうちで砂場-不思議な砂/dp/B01M2CNM0W)
砂箱は日曜大工で作ることもできそうだけれど,山奥の多摩キャンパスに資材を持ち込むのが面倒なので,既製品があれば利用したい.
(https://www.amazon.co.jp/STEP2-ステップ2-830200-プレイ&ストア-サンドボックス/dp/B00AW8W4XQ)